山本たかしの政務調査ニュース

北線・北西線に続く横浜経済の大動脈 横浜環状南線、事業推進中!

2021年5月10日 技術と産業 

 横浜環状南線(2025年開通予定)や横浜湘南道路(2024年開通予定)の事業が急ピッチに進んでいます。両路線は、東名高速道路と横浜市や京浜工業地帯を結び物流を支えるだけでなく、神奈川県内の地域発展に欠かせない重要な道路ネットワークです。東名高速道路から横浜に入る保土ヶ谷バイパスに続き、2017年に開通した横浜環状北線と2020年に開通した横浜環状北西線で圏央道2番目の軸ができました。さらに、横浜環状南線と横浜湘南道路が開通すると圏央道として3番目の軸ができることとなります。保土ヶ谷バイパスのみで脆弱だった大都市横浜と関東・中部・関西・東北とつなぐ路線が3本となり、横浜市の競争力向上、京浜工業地帯を中心とした工業の生産性向上、国際物流港湾である横浜港の効率化と機能向上など様々な好影響を与える重要道路の整備となります。
 先日、横浜環状南線の桂台トンネル杭口を視察しましたが、全長約8.9km の7割がトンネルなどの地下構造で、Φ15.28mの巨大泥土圧シールドマシンでの掘削工法で工事は順調にすすんでいました。