山本たかしの政務調査ニュース
中学校給食の取組状況等について
令和3年度の振り返り
令和3年4月から中学校給食(デリバリー型)の提供を開始して1年が経過しました。給食化に伴い、献立の工夫や食育に力を入れ、年間を通じて 20%を上回る方にご利用いただきました。
(1)喫食の推移
(1)喫食の推移
生徒の荷物の負担などを軽減し、スムーズに中学校生活に移行するために、4月からの一定期間、新一年生は、中学校給食の利用を推奨する「さくらプログラム」を86校で実施しました。保護者からは、「朝の時間に余裕ができた」「原則利用を推奨していて中学校給食を利用しやすかった」「子どもの荷物が減ってよかった」という好意的な受け止めも数多くありました。令和4年度は、対象を全校(145校)に拡大し実施します。
(3)給食化に伴う献立や味付けの工夫
栄養バランスに加え、さまざまな地域の郷土料理や行事食、地産地消など、家庭でなかなか食べる機会の少ない献立を提供するなど、給食を通じて生徒の学びにつなげる取組を行っています。また、給食化に伴い、食材費60円増額したことで、より食材を充実することができています。デリバリー方式は、食缶方式よりおかずの品数を2~3品多いため、多彩な食材を使った献立を提供できるのが特徴です。
(4)中学校給食のプロモーションについて
毎月、生徒に配布している献立表に中学校給食を通じた食育の取組を掲載し、中学校給食の魅力を伝える広報に取り組みました。令和4年4月の喫食率は昨年を上回る29.6%でした。
(内訳:中学1年生40.9%、2年生31.2%、3年生17.5%)