山本たかしの政務調査ニュース

屏風ヶ浦駅東口地区再開発の必要性

2021年4月1日 政務ニュースいそご版 

屏風ヶ浦地区は、海岸部の漁村と丘陵の畑作地帯でしたが、大正末期に市電、昭和初期に湘南電鉄(現京浜急行電鉄)が開通し、郊外の別荘的なまちとして開けました。昭和30年代に入ると、臨海部の工業地帯の開発に伴い、住宅地として急速に市街化しました。住宅地はスプロール的に宅地化されたため、特に、屏風ヶ浦駅東側地区は、狭あい道路が多く、防災上の課題があります。

また、屏風浦駅前には駅前広場やバスターミナルもなく、駅としての機能が脆弱です。屏風ヶ浦交差点改良工事を好機ととらえ、国道16号屏風ヶ浦交差点から屏風ヶ浦駅に連なる環状2号線沿いの「屏風ヶ浦駅東口地区再開発(仮称)」を検討する時期が来たのではないかと思います。  「屏風ヶ浦駅東口地区再開発(仮称)」により、ターミナル機能が強化され、商業賑わい施設が誘導されるとともに、狭あい道路の改善や木造密集地域の解消等、都市機能が強化され、安全で災害に強い、そして活気ある駅前空間の整備が実現できることを期待します。