山本たかしの政務調査ニュース

コロナウィルスをやっつける「地域の力」

2021年6月10日 コロナ・ワクチン 

 5月19日から高齢者を対象にしたコロナワクチン接種が磯子スポーツセンターで始まりました。「密」を避けるため、15分間隔でのご案内をしていますが、皆様、かなり早めのおでかけで、会場入口で待たされる羽目に。一方、予約をとりたくても「電話がつながらない」とのお叱りの声もいただきます。会場内では、スタッフによる予診票の確認や相談ブースが設置されていますが、予診票の記載漏れもあり少々混雑気味、問診をする医師の先生方も日頃、接するいつもの患者さんではないため、接種判断には慎重姿勢が見受けられます。・・・いずれにしろ、誰もが初めての経験であり、いろいろと混乱していますが「大丈夫」でしょう。ワクチンは長引くコロナ禍に打ち勝ち、失われた日常を取り戻す「希望」そのものです。『慌てず、落ち着いて予約そして接種をお願いします。』

 ワクチン接種初日は、接種をうける人数を絞っていたため、スポーツセンター内はかなり余裕がありました。順次ワクチン接種が拡大しますと、会場も「密」になることが予想されます。その際には、イオンクラスター除菌脱臭装置などの除菌対策が必要ではないかとの感想をもちました。そうした設備がなくても、一人一人が、自分を守るため手指消毒やマスク着用をお忘れなく、そして会場内ではおしゃべりは慎んでいただきたいものです。

 市長は「オール横浜」でワクチン接種をと言われました。医療従事者や職員だけが「オール横浜」ではありません。地域にお住まいのおひとり暮らしの高齢者の方々は、ワクチン予約はお済みでしょうか。電話やパソコンでの予約が大変な中、おおいに心配するところです。今こそ、地域の『共助』が出番です。民生委員さん、町内会役員さん、そして若い学生さんが力を貸していただき、おひとり暮らしの高齢者やお困りの方々をサポートしていただけるとありがたいのですが・・・。「地域の力」が試されるときなのだと思います。