山本たかしの政務調査ニュース

超高齢社会の「認知症予防と治療」について

2019年1月1日 医療・介護 

団塊の世代の方々が後期高齢者(75歳以上)となる2025年、65歳以上の高齢者が100万人に迫り、75歳以上の後期高齢者は60万人にと推計されています。

磯子区の高齢化率も26.3%、旭区、栄区に次ぐ高齢化率の高い街です。

今、最も大きな課題に「認知症対策予防」が挙げられます。

認知症初期集中支援チームの全区配置や認知症ケアパス、認知症サポーター・キャラバン事業等、大都市ヨコハマがさまざまな取組をすすめていますが質量ともに不足しがちです。

特に、認知症疾患医療センターは市内4か所しかなく、加えて認知症サポート医の体制も十分でありません。

「予防」と「治療」の両面での抜本的な施策検討が不可欠です。

単身高齢者が増え続ける将来を考えるとまさに「待ったなしの施策の実行」が求められます。