三原じゅん子参議院議員
・厚生労働委員長に訊く政務調査ニュース

医療、福祉の充実と女性が生き生きと輝く社会をつくります。

今年7月に予定されている参議院議員選挙は、日本の将来を決める大変重要な選挙です。この選挙から18歳以上が選挙権を行使することのできるようになります。政治に対して「無関心」といわれる若者世代ですが、間違いなくこれからの日本の針路を決め、責任を負うのがこうした若者世代です。

私たち日本国民一人ひとりが日本の未来に夢と希望を抱き、果敢に挑戦し、そして、権利や自由を主張する前に義務や責任を果たす日本であり、日本人でありたいと思います。「生活イコール政治」です。

横浜市民の「生活」を守るのは、横浜市民自身であり、安全・安心の生活実現には、市民一人ひとりが「政治への参加感」をもつことです。

7月の参議院議員選挙は、地方(横浜)の声を国へつなげることのできる政治をつくるための代表を選ぶ選挙です。

「絆」を大切にする政治家であり、神奈川県から立候補予定の三原じゅん子参議院議員にインタビューを申し込みましたところ、懇談の機会をいただきましたので、その一部をご紹介します。

「未病を治す」をテーマに、地域包括ケアの神奈川モデルをつくる

山本今年7月に予定されています参議院議員選挙において神奈川選挙区で立候補予定の三原じゅん子参議院議員から、今年の抱負と参議院議員選挙に向けた決意をお聞きしたいと思います。
どうそよろしくお願いします。

 三原じゅん子参議院議員は平成22年7月、全国比例代表区で当選され、今回は自民党神奈川県連所属の国会議員として、神奈川選挙区で立候補を予定されており、自民党公認の候補者です。神奈川県の魅力はなんでしょうか?

三原神奈川県では、「未病」対策に精力的に取り組んでいます。がん対策においても先進的な治療を行うがんセンターも建設されました。神奈川県はこれからの我が国の先進医療をリードすると確信します。そして、神奈川県は、日本最大の基礎自治体である370万大都市横浜、音楽とスポーツをメインにした独特の文化を築いてきた川崎、そして将来のリニア新幹線開通に伴い発展が見込まれる相模原と3つの政令市をもっています。
 それぞれが相乗効果を発揮し魅力ある都市文化を発信するとともに、今後起こりうる社会問題に対しては、長期的な視点で地域横断的な課題を整理し、国とのパイプをしっかりとつないで解決していく役割を担ってまいりたいと思います。

山本三原先生のご活躍をおおいに期待したいと思います。今回は全国比例でなく神奈川から立候補されるわけですが、特に、「神奈川から日本を変える!」というキャッチフレーズですが、その思いをまずお聞かせください。

三原私は自らの体験を通じておもうことは、「医療の世界、福祉の世界が変わってくれるのを待ってなど いられないということです。体験した私しかできないことをなんとか成し遂げたい。」との思いで、この6年間取り組んでまいりました。

今、私は「未病」をテーマに、日本一のがん拠点病院化、医療人材の育成、超高齢社会の中での医療の充実に取り組んでいますが、病気ではない「未病を治す」という新たなテーマに対しては、介護士や鍼灸マッサージ師の方々の協力を得ることが必要であり、特に神奈川県が医療における先進県として「神奈川モデル」を全国に展開していくという役割を担っていきたいと考えています。

がん対策基本法の見直しを通じて思うこと

山本三原じゅん子参議院議員の「神奈川から日本を変える」熱い思いをしっかりと受けとめさせていただきました。

三原先生はこのたび、厚生労働委員会委員長の重責を担われることになりました。これまでの6年間の活動の成果が高く評価されたものと思います。数多くの実績を残してこられました三原先生ですが、特にがん対策についてお伺いしたいと思います。

がんは神奈川県では死亡原因の第一位であり、約3人に1人はがんで亡くなっています。がん対策基本法をもとに平成19年に策定されたがん対策推進基本計画を見直し、新たに平成24年から平成28年までの5年間を対象としたがん対策の推進に関する基本的な方向を明らかにされました。三原先生もこの基本計画見直しに加わっておられますが、どのような課題があり見直されたのか、お伺いします。

三原私が、これまでに重点的に取り組んでまいりました課題として、

  1. 放射線治療、化学療法、手術療法のさらなる充実とこれらを専門的に行う医療従事者の育成
  2. がんと診断された時からの緩和ケアの推進
  3. がん登録の推進
  4. 働く世代や小児へのがん対策の充実

などがあり、特にがん登録に関しては議員立法の発議者として「がん登録推進法」の法案成立にかかわりました。

山本がんは罹患された本人の痛み、苦しみはそうですが、あわせて家族の皆様に大きな苦痛を与えます。こうした家族の苦痛をどのように軽減していけばよいと思われますか。経済的な問題や仕事の問題などもあります。三原先生のお考えをお聞かせください。

三原先ほど、申しましたように、がんに対する教育や患者さんの就労支援、緩和ケア、どれも大切です。特に、ご家族や職場の方々はじめ回りの方々の理解と協力が何より必要です。この対策について多くの皆様の声をいただきたいと思っています。

山本よこはま自民党では、平成26年6月に議会全会派の賛成をいただき「横浜市がん撲滅対策推進基本条例」を制定いたしました。そして、これからの4年間、2020年を目標に『がん検診受診率50%』を目指して取り組んでいくことも昨年春のマニュフェストでもお約束しています。

ちなみに、平成25年の横浜市のがん検診の受診率は、子宮がんで23・9%、乳がんで18.4%、大腸がんで13.7%、胃がんは5.3%、肺がんは4.6%と低いレベルにとどまっています。これをどう50% に上げていくのか、難しい課題ですがしっかりと取り組んでいきたいと思います。

さて、先ほどもがん医療において最も重要な施策として取り組まなければならないことを示していただきました。女性のがん対策、就労に関する問題への対応、働く世代の検診受診率向上、小児がん対策なども重要ですね。

三原がんは3人に1人が亡くなるといわれていますが、決して怖い病気ではありません。早期発見、早期治療をベースにがんと向き合っていく姿勢が重要です。

山本平成37年(2025年)には団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)となる『2025年問題』が医療や介護など福祉分野での課題といわれています。横浜市でも「健康寿命NO.1 都市」を目指し、「未病」対策や高齢者介護度の改善、地域包括ケアの充実などに取り組んでいますが、三原じゅん子先生が参議院厚生労働委員長としてがん対策以外にも難病対策など精力的に取り組んでいらっしゃいます。その活動の一端をご紹介いただければと思います。

三原今、私が最も重要と取り組んでいるのが、脳脊髄液減少症など、子供たちに関する難病や自殺対策などです。

※脳脊髄液減少症
脳脊髄液減少症とは何らかの理由で脳脊髄液が減少し、頭痛や様々な全身症状が現れる疾患です。脳脊髄液減少症特有の症状に起立性頭痛がありますが、必ずしも全ての患者に現れるとは限りません。全身症状についても個人差が激しく、脳脊髄液減少症との因果関係が確証されていないものが数多くあります。脳脊髄液減少症には治療方法があるため基本的には治る病とされていますが、現時点では研究段階にあり、未だに不明な部分が多いというのが現状です。

子どもの虐待防止と子育て環境の整備

山本社会環境の変化により、現代社会において子供を取り巻く環境はたくさんのリスクがあります。現在、私は磯子区のPTA 連絡協議会の会長をしていますが、子供の成長の上で、いかに家庭や学校、地域が連携することが大切かとは思いますが、残念ながら地域で発生するさまざまな問題、とりわけいじめや児童虐待などが頻発し、それが表面にあらわれるときには取返しのつかない重篤な事案となっています。

平成26年6月に、私たちよこはま自民党では議員提案で「横浜市子供を虐待から守る条例」、いわゆる「児童虐待防止条例」を制定しました。現状は、横浜市の平成26年度の児童虐待件数は1072件で、2年連続1000件を超えており、児童虐待の「相談・通告件数」も4507件と毎年増加しています。これらの対策を急ぎ的確に講じないと、ますます拡大する懸念があります。

三原そうですね。児童虐待防止対策として速やかに虐待の通報や育児相談などができるよう、「児童相談 所全国共通ダイヤル〈189〉」(いちはやく)」を開設しましたが、そうした虐待が起きる前に、まずは、子育てのさまざまなステージにおいて、切れ目のない支援が不可欠です。とりわけ地域や社会全体で見守る意識を通報も含めもつことが重要だと思います。

山本少子高齢社会と人口減少社会の中で、我が国の社会保障の充実が必要であり、そのためにも国内総生 産(GDP)の一定程度の向上が求められます。その一翼を担うのが女性であり、「一億総活躍社会」の実現のカギを握るのが女性だといっても過言ではありません。その意味で女性が果たす役割は大変大きいと思います。そこで、三原じゅん子先生の『女性の継続就業の改善』についてのお考えがあればご紹介ください。

三原女性が今まで以上に就職しやすく、また働き続け、スキルや技術を活かすことのできる職場環境の整備は喫緊の課題です。待機児童0対策の継続や学齢期の児童の居場所づくり「放課後児童対策」、ワークライフバランスの改善など、国あげての政策実行が求められます。

また、女性の働き方を変える(認めてもらう)には、まず男性側の意識改革が必要です。家事や育児への協力を含め、イクメンが育つための「イクボス」から始めなければ難しいと思います。

※イクボス
「イクボス」とは、男性の従業員や部下の育児参加に理解のある経営者や上司のことです。子育てに積極的にかかわる男性を「イクメン」と呼ぶのに倣い、そのイクメンを職場で支援するために、部下の育児休業取得を促すなど、仕事と育児を両立しやすい環境の整備に努めるリーダーを「イクボス」と呼びます。

安定した政治で安心のくらしを

山本いろいろとお話しいただきありがとうございました。まだまだお聞きしたいことがたくさんありますが、時間の関係でこれまでとさせていただきますが、三原じゅん子参議院議員が、本当にこの日本をよくしたい、誰もが安心して暮らせる国をつくりたいという思いをぜひ実現してほしいと思います。

三原じゅん子参議院議員には、私が初めて横浜市会議員に立候補した平成23年12月の磯子区補欠選挙で杉田ラビスタ前に応援に来ていただきました。大変感謝申し上げます。7月の選挙に向けて準備にお忙しいかと思いますが、この選挙は日本の将来を決める大変重要な選挙だと思いますし、再び決められない政治に戻すわけにはまいりません。

国際社会の中で共生する日本であるためには、強い信念と明るい展望をもった内政、外交をすすめていかねばなりません。最後に、三原じゅん子参議院議員より、選挙に対する決意と抱負をお聞かせいただけませんでしょうか。

三原日本経済が安定することが社会保障含め国民生活を安定させることにつながります。

安倍政権が誕生し、目に見えて日本経済が安定してきています。
内政外交いずれも責任ある政治が求められています。

国民の生活安定のためにも参議院議員選挙は負けるわけにはいきません。
大好きな神奈川から自民党の候補予定者として出馬させていただけることに感謝するとともに、「神奈川から守ってあげたい いのちを懸けて」今後の活動に取り組んでまいります。

選挙権「18歳」と教育の現場

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