再生医療の実用化研究!政務調査ニュース

〜 横浜市立大学先端医科学研究センター視察報告 〜

 10月26日(月)、私が所属する政策総務財政常任委員会は、横浜市福浦にある「横浜市立大学先端医科学研究センター」を視察しました。京大の山中伸哉教授によるIPS 細胞は、世界に先がけて人体の細胞組成に新たな可能性を創りましたが、横浜市立大学では、国の支援をうけながらIPS 細胞の中核拠点である京大と連携し、人の細胞から臓器をつくる研究を行っています。この研究には多くの企業も加わり文字通り産官学連携による取組がすすめられており、将来におけるライフサイエンス産業に新産業創出の可能性を予見するものでした。

 平成18年10月に開設された先端医科学研究センターは、がん・生活習慣病などの克服をめざした基礎研究と、基礎研究で得られた臨床現場で実践できる医療技術に橋渡ししていくもの研究(トランス・リレーショナル・リサーチ体制)を構築していましたが、平成27年8月に増築整備され、10月より順次稼働されています。

 セローム解析センター長である谷口英樹教授(臓器再生医学)の話では、横浜市大は肝臓やすい臓の細胞製造を担当し、向こう7年間、国からもIPS 細胞製造の中核拠点としての役割を要請されているとのこと、羽田空港の国際化により多くの優秀な人材確保も可能であり、すでに優秀な研究者を集約する中、最先端医療の研究開発がおおいに期待されているとのことでした。

 実用化にはまだまだ克服すべき課題はあるものの、国あげてバックアップが期待されている先端医科学研究センターに対し、我が国の医療技術のリーダーに立つ日は近いと感じた視察でした。

 そのためにも研究開発環境向上をめざし、地域の投資につながる横浜市の積極的投資(予算措置)が必要だと感じました。

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